1学期終業式を終え、いよいよ子どもたちが楽しみにしている夏休みが始まり、子どもたちの生活の中心が学校から家庭へと移り、家族のふれあいを深めていただく良い機会と思います。子どもたちが興味関心を持って主体的に取り組めるいろいろな活動や、夏休みにしかできないこと等、様々な経験ができる良い機会です。子どもたちが有意義な生活を送れることを願っています。そして、2学期が始まり「こんなことできた」「あんなこともできた」とみんなで言い合えるような、満足感が味わえる夏休みとなりますよう、保護者のみなさまのご支援、ご協力をお願いいたします。
さて、お子さまが持ち帰ります通知表は、大きく成長していく一つの通過点です。内容に一喜一憂するのではなく、それを基にして更なる目標を持ち、歩み続けてほしいと思います。
暑い日が続きますが、体調に気をつけて、実りある夏休みになりますよう、そして、2学期に笑顔で元気いっぱいのお子さまと出会えることを楽しみにしています。
1学期、ありがとうございました。
さてさて。
我が家から巣立って行ったムシクイたち。巣立ってからしばらくは、毎日のように庭の隅に植えてある「ソメイヨシノ」で餌をついばみ、元気な姿を見せてくれていたそうです。母から「いいところに桜の木を植えてくれたな。毎日ムシクイの元気な姿が見られるわ」と。現在ではどこに行ったか分からず、「ムシクイは元気にしてるんかな」と気にしています。しかし、この「ソメイヨシノ」。…。何がどこで功を奏するかは分からないものですね。もしかしてこれも相乗効果…。
私の夏休みの中心はお盆のお墓参り。毎年8月の12日にお寺からお墓へのお参りがあるため、親族一同でその日にお墓参りをします。子どもの頃は、大勢の人が戻ってきて、母も祖母も一日中その出迎えで、大忙しだったことを覚えています。私には、帰ってきた人たちからお小遣いがもらえる、ウキウキする日でした。今は、私の姉弟だけなので、のんびりとしたものです。
この日のために、植えている墓花が、少しずつ咲き始めました。今咲き始めるのは少し早いので、毎日のように近くに行き「早い。まだや」と墓花に向かって言っていますが、日に日につぼみが膨らみ、花が開いてしまっています。種まきは毎年同じ頃なのに。咲くなと言っても意味はないし。思うようにはいかないですね…。
校長 宮城正樹