スマスクコラム
11月15日(水)、本校において、「大阪府スクール・エンパワーメント推進事業 スマートスクール実現モデル校」に係る学校公開を行いました。
「学び、交流し、発信する授業でめざす学びの深化」という実践テーマを掲げ、1人1台端末(クロームブック)を活用することで、生徒が主体的に学習する姿勢や、生徒同士の協働的な学びを育てていこうと実践を進めてきました。
当日は、1年4組(理科)、2年1組(数学科)、3年2組(家庭科)、3年3組(社会科)の4クラスの授業を公開しました。
例えば2年数学科では、生徒たちが授業動画(教科担当者が出演して、授業内容を解説)を視聴しながら学ぶ授業を公開しました。生徒一人ひとりが、自分の進度で学習を進めたり、立ち止まったりできる、個別最適な学びの実現につながる実践でした。
1年理科では、タブレットの即時集計、即時フィードバック(相手に評価、改善点を伝え、軌道修正を促すこと)という特徴を生かし、グーグルフォームというアンケートアプリを小テストとして活用する様子を公開しました。
3年家庭科、社会科では、ロイロノートという思考ツール(自分の考えをまとめたり、共有するための学習支援ツール)を使い、意見交換をスムーズに行う取組を公開しました。
どの授業でも、生徒たちはクロームブックを効果的に活用しており、特別な道具ではなく、文房具の1つとして扱う姿が印象的でした。
本校の研究を指導助言する和歌山大学の豊田充崇教授からも高評いただきました。
課題もありますが、今後もクロームブックを活用した効果的な授業実践を重ねてまいります。